【医師に症状をちゃんと伝える】適応障害とうつ病の違いを徹底解説

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心の症状の違いを理解する

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各々の症状に着目しよう

適応障害とは、環境の変化に適応ができないことから起こる症状で、誰にでも起こりえるものです。たとえ小さな環境変化であっても、人によっては大きなストレスを感じてしまうこともあります。それは決してその人自身が弱いわけではなく、ポジティブで心が強そうにみえる人であっても人間関係のささいな変化により発症することもあります。適応障害は心理的な要因が大きい心因性の病気、それに対してうつ病はストレスの蓄積により引き起こされるもので、脳の機能的な異常が原因になる内因性の病気です。両者の違いは、心因性か内因性かという点にあります。たとえ環境の変化が原因であっても、脳の機能的な異常が確認されればうつ病の診断がされる場合もあります。また、その他の違いとしては、ストレスの要因が取り除かれた場合に症状が続くかどうかという点にあります。適応障害であればストレス要因が除かれれば多くの場合は症状が改善されていきます。しかし、うつ病はたとえ要因が排除されても症状は持続します。そのような違いのある適応障害とうつ病ですが、「最初は適応障害と診断され、その後数年たってからうつ病の診断がおりる。」というケースも多く、適応障害の診断の5年後には40%以上がうつ病に移行するという報告もあります。従って、「適応障害はうつ病の前段階である。」とする考え方もありますね。重症度としてはうつ病の方が重いともいえるでしょう。また治療法の違いとしては、うつ病が薬による治療が一般的であるのに比べ、適応障害はストレス要因の排除や患者本人のストレス要因への認知の変更などが中心となります。適応障害に対して薬物治療がなされる場合でも薬のみに頼ることはありません。もし自分がこれらの症状を自覚したら早めに専門家に相談しましょう。たとえ軽めの症状であっても、放置しておくと重度のうつや不安障害などへ発展してしまう可能性もあります。精神科や心療内科での受診やカウンセリングをおすすめします。また、休みを十分にとり、自身の環境を良い方向へ調整することも大切になりますね。